この記事では2022年までの不登校児童生徒数の推移と増加の原因について説明します。

最後まで読めば「不登校児童生徒数の推移はどうなっているのか」「不登校児童生徒数がズカしている原因は何か?」がわかります。

ぜひ最後まで読んでください。



不登校児童生徒数は増加傾向

令和3年に文部科学省が実施した「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、小学校、中学校ともに令和元年度より増加し、小学校では10,000人増加、中学校では4855人増加しています。

小・中学校合計約1万5千人もの子どもが不登校になっているということです。

なお、不登校児童生徒数は8年連続で増加しています。

「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」を基に作成

「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」を基に作成

不登校児童生徒増加の原因は?

要因① 法律の浸透

児童生徒の状況に応じて心身ともに休むことの大切さについて明示されている「義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律」が浸透し、無理に登校させない学校、保護者が増加したことが要因として考えられます。

要因② 生活環境の変化

感染症拡大の影響により、多くの学校が休校になりました。

その結果、「朝起きて学校へ登校し夜に寝る」という生活から、「夜遅くまで起きていて朝起きられない」といった生活になってしまい、生活リズムが乱れてしまった児童生徒がいることが要因として考えられます。

この生活リズムの乱れは不登校児童生徒にとっては非常に大きな問題です。

要因③ 学校生活の変化

甲子園で優勝した高校の監督が「青春は密である」と言ったことが話題になったように、学校生活は友達との交流が欠かせません。

しかし、感染症の影響により、これまでの学校行事や友達との交流が大きく制限されてしましました。

そういった背景から子どもたちの登校意欲が削がれてしまったことが要因として考えられます。


不登校の定義は?

文部科学省の調査では、「不登校児童生徒」とは「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と定義しています。

なんだかややこしいですね。

整理するとポイントは以下の2つです。

①年間で30日以上欠席していること

②欠席の理由が病気ではないこと

ちなみに「病気」かどうかの判断は家庭及び学校長に委ねられています。

学校の登校日数は約200日ですから、1週間に1日ペースで休んでも不登校になりますね。

そう考えるとなかなか厳しい基準のようにも感じます。


おわりに

年々増加傾向にある不登校児童生徒、一度不登校になるとなかなか再度登校を開始するのは難しいようです。

とは言え、現代は様々な方法で学ぶことができます。

無理に学校に通うことよりも子どもに合った学びの場を見付けることが大切ですね。


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